2012年04月11日

懐かしいって程ではないですかね。

こんにちは。佐久間公です。

サービスセンターに懐かしい機材が修理品という事で入荷しました。

MSS1です。

IMG_0038.jpg

この機材は音を出す機材ではありません。
タイムコード(SMPTE)を読んで
オフセットタイムからシーケンスデータを走らせるものです。
テンポデータも管理しています。
いわゆるシンクボックスといわれているものです。
当時のレコーディングスタジオでは
RolandのSBX-80の方がメジャーだったかもしれません。
発売は1980年代の後半位です。
ユーザー様は現役でお使いの様で少し驚きました。

IMG_0042.jpg


当時のレコーディングスタジオではSMPTEは大変重宝されました。
先程の話にも出ましたが打ち込み時の制御にも使われましたし
SSLやNEVEのオートメーション制御用の時間情報としても使用されました。
SMPTEはアナログオーディオ信号なので
アナログマルチテープ使用時には1トラック使用して
SMPTEを頭から最後まで録音してレコーディングに備えました。
これで24CHマルチが実質23CHになってしまうということです。


この修理品は電源が入らないという事で入荷したのですが
開けて調べてみるとヒューズが切れていました。

念のため基板上のチェック・清掃・半田もり直しを行い
ヒューズを入れ替えて電源スイッチをONにしてみると無事に立ち上がりました。

その後タイムコードのジェネレート・リーダーとしての動作確認を行い
無事にユーザー様の元へ帰っていきました。

IMG_0039.jpg

この辺の時代の製品はなかなか修理用のパーツの入手が難しくなってきています。
大事に使っていただいている方がまだいらっしゃるのには感激しました。
現在ではタイムコード(SMPTE)を使用する事もなかなかないと思います。


posted by ネットワーク株式会社 at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 佐久間公の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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